ホクロ

ホクロとは

ホクロとは

メラニンを作る細胞のメラノサイトが密集してできた良性腫瘍がホクロです。皮膚表面の盛り上がりがない平坦なホクロと、少し出っ張ったホクロがあります。ホクロのように見えるものの中には、イボ・脂漏性角化症などの場合がありますし、悪性黒色腫(メラノーマ)であるケースもまれにあります。悪性黒色腫は進行が早いため適切な治療を早急に行うことが必要です。良性腫瘍のホクロを除去する場合、大きさや状態によって適切な治療法は異なります。主に外科手術やレーザー治療が行われています。 急激に大きく・色が変わるホクロがあったら、すぐにいらしてください。 ホクロが新しくできた、急激に大きくなった、色が変わってきたなどに気付いたら、悪性黒色腫(メラノーマ)の疑いがありますので、できるだけ早く受診してください。早期発見できれば簡単に除去できますが、進行しやすいため放置すると危険です。

ホクロの治療

外科手術

外科手術

色素が濃くて大きなホクロ、厚みのあるホクロ、ホクロを完全に除去したい、または悪性が疑われるといった場合に行われます。日帰り手術で受けることができますが、事前の血液検査や同意書提出が必要です。局所麻酔を行うため、痛みもほとんどありません。切除したホクロは病理検査を行います。 なお、当日の患部のメイクはできません。入浴は、患部に水がかからないようにできる場合に軽いシャワー程度でしたら当日でも可能です。また当日は飲酒や運動も禁止です。 翌日の再診で患部を確認してケアしますので、それまではガーゼを外さないでください。通常、術後7日で抜糸となり、1年ほどで手術の傷跡も目立たなくなります。病理検査の結果は約2週間後に出ます。

くり抜き法【保険適用】

小さくて盛り上がっているほくろの場合は(5mm未満の小さいホクロ)超音波メスでくり抜くことが出来ます。
頭髪部、眉毛部など毛の生えている部分の手術には最適です。

レーザー治療

CO2レーザー

ホクロにレーザーを照射して母斑細胞を焼灼し、ホクロを除去します。状態によって、複数回の照射が必要になります。盛り上がりが少ないホクロに向いています。痛みが苦手という場合には、麻酔テープなどを使って緩和させることができますので、遠慮なくお申し出ください。

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